神保町駅

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時の輪廻

第1章 6話 月の光 【時の輪廻】

「お!? 起きたか」  透哉のスマホの明かりが二人の周りだけを照らしている。そこには無造作に、恐らく地震によって崩れたのだろう、書類やファイル、椅子などが散乱している。その部屋の片隅に膝を抱え込むようにして眠っていた絵理が起きた。 「……あ...
時の輪廻

第1章 5話 出会い 【時の輪廻】

男の低い声で透哉は目覚めた。どうやら景と名乗る男によって助けられたようだった。景と地震の状況を確認していると、透哉の首から下がるペンダントに見覚えがあるという。景から津波が来るという情報を得た透哉達は神保町駅へ向かった
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